アメリカと中国は戦争をするのか

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shishi919です。


ロイター通信によると、 中国共産党系メディアは２５日、同国と周辺国が領有権で対立している南シナ海問題に関し、米国が中国に人工島建設の停止を要求することをやめなければ、米国との「戦争は避けられない」とする論説を掲載した模様。



人民日報傘下の環球時報は論説で、人工島建設作業を「最も重要な結論（bottom line）」と位置付け、中国は作業を完了させる決意である、と述べております。




米国は、南シナ海での中国の動きを警戒し偵察機を派遣していますが、中国は前週、これに「強い不満」を表明しています。




環球時報は、米国と戦うことも考えて「注意深く準備」すべきと指摘。


さらに



「もし、中国が（建設）活動を停止すべきというのが米国の主張ならば、南シナ海での米中戦争は避けられない」とし「対立の程度は、世間一般で『摩擦』と評価されるよりも深刻になる」とも述べております。



中国国営メディアの論説は中共の意向に沿っているのは間違いありませんから、アメリカに対しメディアを通して警告したということでしょうか。



一方、米中央情報局（ＣＩＡ）のマイケル・モレル前副長官はＣＮＮの取材で、



「中国と米国は戦争になる」



との考えを示しています。



モレル氏は「中国の南シナ海での埋め立て行為が、米国の盟友に緊張を与えている。
このようなにらみ合いは、中国と米国の未来に『絶対的』な開戦リスクをもたらす」とも語っております。




さらにモレル氏は「中国の勢いが続けば、中国と米国は開戦に至るだろう。米国が譲るのか？
彼らが進撃してくるのか？次期大統領が直面することになる重要な問題だ」と指摘しています。




近い将来、アメリカと中国が戦争するとは思えませんが、南シナ海が両国の大きな問題になりつつあるのは間違いないようですね。

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